Category Archives: 形式

(11)ヨハン・クリスティアン・バッハ:シンフォニア

魔法の楽器オーケストラの誕生 ヴァイオリンやピアノというのは素晴らしい楽器ですが、その様な単独の楽器だけでクラシック音楽の世界が構成されていたならばその光景は随分と殺風景なものになっていたでしょう。 クラシック音楽の世界

(8) ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意への試み」より「四季」 作品8

独奏協奏曲という形式の生みの親 ヴィヴァルディの「四季」は立ち位置が微妙です。 クラシック音楽のレコードでもっとも売れたのはイ・ムジチの「四季」だと言われています。 しかし、イ・ムジチの「四季」が自分のコレクションの棚に

(4) ドッビュッシー:「版画」&プロコフィエフ:「戦争ソナタ」

ピアノ音楽の歴史を概観すると、リストはその一つの頂点に立つ存在でした。実際、ピアノがこの世に登場した18世紀から19世紀にかけて積み重ねられてきた可能性の追求はリストによって集約されました。そして、リスト以降もまた、リス

(3) リスト:パガニーニによる大練習曲より「ラ・カンパネッラ」

ショパン:サロンのピアニスト ショパンに続けてリストを取り上げるのですが、この二人はあらゆる意味で対照的な存在でした。 ショパンはサロンのピアニストでした。 「サロン」という言葉は最近では安直に使われるようになりましたが

(1) ベートーベン:ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2 「月光」

西洋クラシック音楽における最大の発明が「ピアノ」です。 一人のピアニストがこの楽器を操ることで、100人を超えるオーケストラと互角に渡り合うことが出来ます。いや、ホロヴィッツのような化け物の手にかかると、そのオーケストラ